生後2か月頃になってくると、あやすとよく笑ってくれるようになりますよね。
新生児期が過ぎてうつ伏せにすると少し顔を起こしたり、手足をばたつかせたりますます可愛くなってきます。
この頃の寝かしつけについて紹介していきますね。
生後2~3か月頃の寝かしつけの方法
- 生後2~3か月の赤ちゃんの睡眠サイクル
- 生活リズム
- 寝かしつけの方法
- まとめ
生後2~3か月の赤ちゃんの睡眠サイクル
生後2~3か月になってくると昼夜のリズムがみられてきて、昼間起きている時間が少し増えて夜も少しまとまって眠ってくれるようになってきます。一日の睡眠時間はおおよそ15~17時間程度です。
私の下の子は、現在生後4か月ですが、生後2か月頃にはだいたい20~21時ころに就寝して翌日の6~7時ころに起きます。
夜間の授乳は0~1時頃と、3~4時頃、朝の6~7時頃の2~3回です。
上の子の時もほとんどこのリズムは変わらず、夜はだいたい1回に3~4時間、長いときは5時間くらいまとまって寝てくれます。徐々に3~4時の授乳が5時、6時とずれ込んでくる日が増えていきました。
これくらいまとまって眠ってくれると、お母さんたちも少し楽になってくるのではないでしょうか。
生活リズム
この時期になると、昼と夜の区別がついて日中の活動時間が長くなってきます。話しかけると目で追いかけて笑い返してくれたり、首を起こそうとする動作がみられてきます。
昼間も1~2時間起きている時間も増えてくるので、日中に遊びや散歩の時間を作り活動時間を増やし、夕方にお風呂に入るようにすると、疲労感で夜にしっかり眠ってくるようになってきます。
私は、上の子の時は、1日1回散歩やスーパーの買い物に30分から1時間程度でかけていました。下の子は、保育園の送り迎えで朝・夕2回の散歩をしています。
お風呂は、17~19時頃の起きたタイミングで沐浴をしていました。
寝かしつけの方法
寝かしつけまで
前の記事に記載したやり方と基本的には変わりありません。
お包みをしてから、抱っこで寝かしつけをします。
ただ、手を動かすことが増えてくるのでお包みの仕方を少し変えていきます。
体の上体が下がったり、ガタっとした物音や振動などで、手足をビクッとさせてしまうモロー反射は生後4か月頃まで続きます。
生後2か月頃までは、まだモロー反射も多いので、お包みは基本巻きで、両腕はまっすぐ下ろすか胸の前でW字の形になるように曲げて巻きます。
生後3か月頃になると、手の動きが多くなりお包みを基本巻きから、腕は巻かない半ぐるみにします。基本巻きから半ぐるみに移行する目安は、手の動きが増えて赤ちゃんが窮屈そうにしていたり、おくるみがほどけやすくなってきたら半ぐるみに変えていきます。
私の場合は、個人的な使用感ですが、夜間のお包みは少しゆったり目に巻いています。
それは、自分がきつく締められていると窮屈そうでゆっくり眠れないんじゃないかと思うのと、ある程度、しっかり巻かれていれば手足が少し動かせるほうが自分で楽なポジションに変えられるほうが寝やすいと思うからです。
<お包みをするときの注意点> ・顔に布がかからないようお包みの緩みがないように巻く。 ※呼吸の妨げや体に熱がこもり体温が上昇するので、きつくなりすぎないようにしてください。 ・下半身はきつく巻かず緩く巻く。 ※股関節脱臼に繋がります。両足の裏をくっつけるようにして巻くか、脚が自由に動かせるように緩く巻いてください。 ・生後2か月後半になると手足をばたつかせてはだけて、顔に布がかかりやすくなるので半ぐるみにする。
ベッドに置いた後
前の記事に記載した通りで、ベッドに置いた後のやり方は変わりありません。
寝てからは、ベッドに置いて寝かしつけ終了!ではなく、赤ちゃんがベッドに置かれたことに気づかれないように、そーっと離れてください。
すぐに離れず5分程度、赤ちゃんに体をくっつけたままにし、赤ちゃんがベッドに接着している面が温まるのを待ってください。
赤ちゃんの緊張がほぐれ腕など体の力が抜けてきたら、リラックスし眠れているサインです。
そっと体を離してタオルケットなどをかけてタオルケットの上からそっと手を乗せてトントン。赤ちゃんの呼吸がゆっくり整っているのを確認し、そっと離れてください。
世のお父様方にお願いしたいのは、そーーーーーーっと、ベッドにおろすこと。
寝たと思って安心してベッドにおろして離れてまた泣いて起きる。
お母さんたちは毎日のことで切実だから、すぐ実践できると思うのですが、お父さんたちはお母さんほど寝かしつけに慣れていないと思います。
お父さんにお願いするときは、くれぐれもおろしてからが本番であること、そこから5~10分程度かかることをお伝えください。
<お包みをしたまま寝かせるときの注意点>
・寝かせるときは、うつ伏せ、横向きにはしない。
・お包みをしているとき、掛物(布団等)をかけすぎない。
※お包みをしたまま、うつ伏せ、横向きはSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高めると言われています。また、腹部が温まりすぎ体温が上昇すると、眠りが深くなり呼吸抑制が起きSIDSが引き起こされる可能性が高いことも指摘されています。季節に合わせてお包みの生地の厚さなども調整してください。
まとめ
- 昼間の活動時間を増やす。
- お風呂の時間を夕方に移行する。
- 生後2か月頃まではお包みは基本巻きで巻く。
- 生後3か月頃は手が動けるように半ぐるみ巻きに変える。
- ベッドにおろしてからは、すぐには離れず赤ちゃんの呼吸が整ってからそーっと少しずつ離れる。
お包みの注意点は前述を確認して下さい。
体の発達具合は個人差があるので、赤ちゃんによって違いますが、基本巻きのお包みがはだけることが増えたら半ぐるみに移行してください。無理に基本巻きを続けると窮屈ですし、結果的にはだけてしまい安定しません。
お母さんたちに平和な夜が訪れますように。
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